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SNSフォトプリントサービス「#SnSnap」のエンジニアに聞く、インターネット上で完結しないサービスの魅力とは

今や写真をとった後はネットにアップロードすることは当たり前となっている。

インスタジェニックを追求する若者の間ではチェキの利用が増えたりと、アナログへの回帰がしばしば見られる。

――デジタルとリアルの融合で人々の大切な瞬間をより特別で輝くものに。

そんな時代にピッタリで、いま勢いのあるプロジェクトが「#SnSnap」だ。

目次

・フォトプリントサービス「#SnSnap」とは

・デジタル×リアルでの新たな体験を提供するO2Oサービスの開発

・SnSnapの技術カルチャー

・エンジニアとしてベンチャーを経験するということ

・技術を学ぶ学生に伝えたいこと

・おわりに

(読了4分)

フォトプリントサービス「#SnSnap」とは

「#SnSnap」とは、ハッシュタグ付きでSNSに投稿した写真を、その場でカードやステッカーなどにプリントアウトできるSNSフォトプリントサービスである。

SnSnap提供:#SnSnapから入手したフォトカード(左)#SnSnap端末(右)

出先のイベント会場や店舗に#SnSnapの専用端末があれば、スマホで撮った写真をハッシュダグ付きでFacebookやTwitter 、Instagramに投稿した後、その場でプリントアウトして思い出を残すことができる。

#SnSnapを導入したい企業が費用を負担し、店舗への来店者やイベントの来場者は無料で#SnSnapの専用端末を利用し、フォトカードを受け取れるわけだ。

#SnSnapをはじめ、さまざまなプロダクトを有する株式会社SnSnap(代表取締役 CEO 西垣 雄太)は、2015年の5月よりSNSを活用したO2Oサービスを通じて、企業、地方自治体、スポーツ事業団体などのSNSマーケティング・プロモーション・ブランディングを支援している。

デジタル×リアルで新たな体験を提供するO2Oサービスの開発

「#SnSnap」でインフラ・バックエンドに携わるエンジニアの角田朋之氏(左)と平田智子氏(右)にプロジェクトの魅力について伺った。

 

−SnSnapの魅力と、入社を決めた経緯を教えてください

 

角田 友人から、「#SnSnap」の存在を教えてもらい、取り組みを聞いたところとても面白そうだと思ったのが始まりです。

「#SnSnap」は質の良いデータが集まっていて、それを使って分析をしたり、データを活用してユーザーが楽しめるイベントの提案や広告の配信など別の展開が期待できる。 かつハイブランドなどで良質なクライアントを抱えているという点も、継続的に良いデータがさらに集まってくるだろうなという確信がありました。これが一番の入社の動機ですね。

また、規模が小さければ小さいほど、一人のエンジニアに任せられる裁量が大きくなるので、責任は増えるけれどやりがいがあります。

 

平田 前職はSIerで4年ほど受託開発に携わっていました。昨年、環境的にも技術的にもそろそろ別のことをやりたいなと考え、半年間社会人向けのプログラミングスクールでWeb開発について学びました。そこで声をかけていただいたSnSnapに興味を持ち、サービスや職場環境を見た上で、入社を決めました。

SnSnapの提供するサービスの多くが人目に触れやすいものなので、自分のやったことを人に伝えやすいところがすごくいいなと思いました。受託開発では、人に自分が何をやっているかを伝えにくいことが少し寂しかったという気持ちもありましたね。

転職先として、いろいろなWeb系企業も見てはいたんですが、「#SnSnap」は写真をSNSに投稿し、端末でプリントアウトし、最後にはグッズとしてユーザーの手元に届く。そんなところに他のWeb系では味わえない魅力を感じて、携わってみたいと思いました。

あと、当社の人数規模だと営業やマーケティングなどの、エンジニア以外の人の仕事もよく見えて、「今、私たちが何に取り組んでいるのか?」という全体像を把握できるので、とても刺激になっています。

 


株式会社SnSnapでは、エンジニアだけではなく、セールスやライターなども積極的に採用中だ。

興味のある方は、SnSnapの取り組みや働き方について詳しくチェックしてみてはいかがだろうか。

SnSnapのWantedlyページ

 

角田 最近出した新製品の「#SwingSnap」もそうなんですけど、SnSnapが打ち出すプロダクトは、使ってくれた人たちからのリアクションがとても大きいんですよ。

なので、そこで与えられるインパクトであったり、それを使いたいと思って集まってくれる人たちが、どういう行動をしているのかにいつも興味が行きます。

これを使ってくれているユーザーはいつもとても喜んでくれているし、そういう光景がSNSなどのフィードに流れてくると、とても嬉しいです。

 


短時間で3D動画を作成!? マルチカメラサービス「#SwingSnap」


「#SwingSnap」とは、複数アングルからの同時撮影を行い、30秒から1分という短時間で3D動画を作成できるマルチカメラサービスである。2月1日から商品提供が可能となったことをPRTIMESで報じている。

 

SnSnapの技術カルチャー

−#SnSnapはどのような方針でプロダクト開発をされているのでしょうか?

 

角田 私たちがプロダクトを開発する際に大事にしていることは二つあります。一つ目はユーザーの「パイ」を広げるという方向性、二つ目はサービスの「エッジ」を強めるという方向性。

ハイブランドのイベントにくるユーザーは、通常の「#SnSnap」のようなサービスを遊びなれているので、そういうユーザーに喜んでもらえるようにエッジを効かせる必要があります。

二つの内どちらかと言うと後者を重視していて、次々にエッジの効いた新製品を出していくことで、ユーザーを喜ばせたいと思っています。それが結果的に将来のユーザー数につながると。

 

−SnSnapのエンジニアの裁量について聞かせてください

 

平田 エンジニアの発言力が強い職場で、こういうことをしたい、こういう企画をやりたいというのはどんどんやらせてもらえる環境で、驚きました。

 

角田 さきほどの「#SwingSnap」はCEO発案ですが、実装面に関してはスケジューリングや仕様などをエンジニア側が舵を取ってやっています。

 

−日頃、どのように技術を磨かれているのでしょうか?

 

角田 結局は実務が一番成長すると思います。どれだけ頭をつかって働いていけるか。よりよくするためにどうしていくのかを一人で考えるのではなく、みんなで議論していく。

他に、業務以外のプライベートでは好きなことを勉強しています。僕はインフラ・バックエンドを任されていて、ウェブフロントエンドやネイティブアプリを業務で書かないのですが、業務外に今まで全く使ったことがない言語を触ってみたり、興味のある分野の勉強会に行ってみたりといった風に取り組んでいます。

 

平田 私も勉強会に行って、そこで知り合った人たちがSNSで発信している情報から、最近の技術の流行りを抑えたりしています。

 

角田 それから、勉強会やハンズオンを定期的に社内で開催しています。メンバーの知り合いなどを招いて、お酒も交えながら和気あいあいとやっていますよ。

SnSnap提供:社内勉強会

 

エンジニアとしてベンチャーを経験するということ

−SnSnapのようなベンチャーに、エンジニアとして参加することで、どのような成長を得られると考えていますか?

 

角田 大学院時代の同期がほとんど大手SIerに就職しています。よく聞く話かもしれませんが、大手SIerとベンチャーとでは任せられる範囲が全然違うんです。

新卒として入った後の成長曲線が、本人の資質などと関係なく、ベンチャーに入ったらやらざるを得なくなるので無理やり伸ばされてしまうというところがある。

ただ、大手SIerと比べてスペシャリストにはそんなにならない。 ベンチャーでは、一通り全部を見ることができて、自分の手を動かすことができる人にはなる。

 

そして、今のWebの世界はそういう人材のほうが強い。やらないといけないことがたくさんあります。スキルとしてコードレビューもできなきゃいけない、自分でコードを書けないといけない、かつ設計もできないといけない、仕様も決めなきゃいけない。

 

しかし、もしそれが大手SIerのなかだと「全体のなかのココをやっています」という風になる。大勢のエンジニアがいて、大手SIerは一つのプロジェクトをやっているわけだけど、結局全体を見れている人間が組織の中で少ないんです。そうなると上手く仕様が伝わらなかったりとか、最終的に納品したら、クライアントからしたら50点以下のものができていたり・・・。

やはり、大手SIerとベンチャーはまったく異なりますね。学生時代には自分よりも周りの学生のほうが技術力や知識もあった。けれど、ベンチャーを経験したことで幅広い開発業務に精通することができました。

 

技術を学ぶ学生に伝えたいこと

−インフラ・バックエンドを学ぶ上で気をつけるべき点は何でしょうか?

 

角田 フロントエンドとインフラ・バックエンドは性質が大きく異なっていて、フロントには明確な解があまりない場合が多い。現場にいるエンジニアの中からいいアイデアがでれば、それをどんどん採用すべき世界だと思います。

ただインフラ・バックエンドに関しては、ある程度枯れている世界だと僕は考えていて、アプリケーションをつくるということに関しては、一定の解がある世界です。

そこで、インターンだったり、新しく入ったインフラ・バックエンドエンジニアの技量の判断をするとして、設計をどこまでこちらがせずに済むかという話になってくる。

設計もまかせていいのか、仕様だけ伝えればいいのか、ちくいちコードレビューしなければならないのか、というレベルではっきりと分けられてしまうところは、成長過程で必ず通る道だと思います。

もちろん仕様だけ伝えてあとはできるまでに育てたい、とSnSnapのインフラ・バックエンド担当としては思います。インフラ・バックエンドというのは、解がある分フロントエンドよりお堅いかもしれませんね。

 

−コードを書くという行為に対して、どのように向き合うべきだと考えていますか?

 

角田 よく言われることですが、コードを書くことというのは手段のひとつで、それだけができていることへのメリットは、僕はそんなにないと思っています。

それ以上に「つくりたいものがある」「こういうものが好きだ」「エンドユーザーを驚かしたい」といったものがあるから、アイデアや仕様が生まれてくるのであって、言葉を選ばなければ、それをコードに落とすことは誰でもできることなんです。

プログラミングを覚えている人なら、設計さえされていれば誰でもコードには落とすことができる。もちろんスキルとしてあったほうが良いと思うけど、必須ではない。どちらかというと仕様を決める、設計をする、そのために情報やスキルを身に付けるというほうが重要だと思います。

なので、「なぜそれをしたいのか」というモチベーションの部分をしっかりと持つことのほうが大事だと考えています。

 

おわりに

「#SnSnap」に携わるお二人は、それぞれ言い方は違えども、SnSnapの展開するサービスと今後の展開する予定の事業に魅力を感じながら、開発に取り組んでいることがわかった。

「#SnSnap」は「写真をSNSに投稿し、端末でプリントアウトし、最後にはグッズとしてユーザーの手元に届く。」と述べた平田氏から、インターネット上で完結しない価値提供が可能であることが、SnSnapという会社の魅力の一つにつながっていると確信した。

一方、大量の質の良いデータとハイブランドで良質なブランドが顧客であるという2点を入社動機として挙げながらも、「これを使ってくれているユーザーはいつもとても喜んでくれているし、そういう光景がSNSなどのフィードに流れてくると、とても嬉しいです。」と角田氏が述べた際には、その嬉しさを思い出したのか頬が緩んでいた。心の底からユーザーを喜ばせることに注力している彼の志向が垣間見えた気がした。

 

株式会社SnSnap
 
『TREASURE EVERY MOMENT』

SnSnapは、人々の大切な瞬間をより特別で輝くものにしたいと考えています。今後も、クリエイティブな世界をリードする人材とテクノ ロジーを組み合せ、革新的なサービスを提供していきます。

代表者:代表取締役 CEO 西垣雄太
業務内容:O2Oマーケティングサービス、デジタルサイネージ、広告事業、サイト開発