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新卒エンジニアが活躍できるボトムアップな大手企業の話

リクルートライフスタイル新卒採用サイト(上)

 リクルートライフスタイルエンジニア採用サイト(下)

 

3月となり、2018年卒の就活も本格化してきました。2017年卒として就活を経験した編集部一同、心より応援しています! 頑張れ、就活生!

ところで、皆さんはボトムアップな大企業ってイメージできますか?

今回は、リクルートをケーススタディし、ボトムアップな大企業というものを考えていきます。

 

目次

・Airレジとは

・ボトムアップな開発現場

・下積みよりもいろんな経験

・リクルートを選んだ理由

・終わりに

(読了4分)

Airレジとは

Airレジとは「商うを、自由に。」 をコンセプトに、リクルートライフスタイルが提供している0円でカンタンに使えるPOSレジアプリである。

Airレジは、導入コストの高いPOSレジの代わりとなり、開店コストを下げる。店舗側で用意するものは、 iPadかiPhone、それとインターネット環境だけだ。

初期費用や月額利用料なしで、会計や売上分析などの機能を使うことが可能である。

AppStoreでアプリをダウンロードし、下記サイトからAirIDを作成することでAirレジの利用が可能になる。

 

AirレジHP: https://airregi.jp

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ」公式HPより

 

伝票を紙で集計したり、予約台帳を紙で行なっているお店はまだまだ多い。リクルートでは、店舗のオペレーション改善を支援する取り組みとして「Airシリーズ」の開発を始め、Airレジがその第一歩目だ。

そして、カードも電子マネーも使えるおトクな決済サービスのAirペイや予約管理をシンプルにするWebサービスのAirリザーブなど、業務に役立つAirシリーズを順次リリースしている。

 

ところが、「Airレジ」の提供が開始された2013年11月当時、リクルートはプロダクト開発を外部のパートナー企業と行なっている状態だった。社員エンジニアが徐々に増えていく中、エンジニアの就業環境・開発体制の整備が進んでいった。

リクルートの企業文化は「起業家精神」「圧倒的当事者意識」で有名だが、世間一般にはまだまだ営業色が強い会社というイメージがあるように思える。

 

では、エンジニアはどうなのか? やはり、リクルートではエンジニアも圧倒的当事者意識をもって日々業務にあたっているのだろうか?

 

単純にどのような人がリクルートのエンジニアにいるのか気になる。

そこで、今回は2013年にエンジニアとしてリクルートライフスタイルに新卒入社した、Airシリーズ制作現場の佐橘 一旗(さきつ いつき)氏に伺った。

 

ボトムアップな開発現場

Tech Lead 佐橘 一旗(Sakitsu Itsuki)

株式会社リクルートライフスタイル ネットビジネス本部 ディベロップメントデザインユニット プラットフォーム開発1グループ Airシリーズ国内開発チーム所属。学生時代にweb系ベンチャー企業でエンジニアとして働き、同時期に起業経験を持つ。

 

―新卒入社当時、リクルート社内のエンジニア体制はどのような状態でしたか?

 

佐橘 私がエンジニアとして新卒入社した当初(2013年)でいうと、 リクルート社内にエンジニアがまだ全然おらず、開発はパートナー企業に任せている状態のままでした。

しかし、リクルートが今まで得意としてきた「ホットペッパーグルメ」や「じゃらん」のようなメディア事業と異なり、レジアプリだと一日に何百回も使われるプロダクトになるわけですよね。

そこで、もともとはパートナー企業がウォーターフォールで開発をしていたのですが、ユーザーが使いやすいプロダクトにするために、アジャイルでトライ&エラーを繰り返しながら、フィードバックをもとに改善していくというスタンスに変えていく必要があった。

当時の古い体制のままでは「そもそも競合プロダクトと戦っていけない」という議論がなされ、結果として社員エンジニアを含めた開発体制の整備が始まり、今日のアジャイルベースの開発体制となりました。

 

リクルートライフスタイルの佐橘 一旗氏

 


ログミーに掲載されたリクルートライフスタイルのエンジニアインタビュー記事「スペシャリストとして技術を極める エンジニアのもう1つのキャリアパスとは」では、リクルートライフスタイルに中途入社した伊藤健介氏が開発現場について以下のように語っている。

リクルートに転職してからはトップダウンとは真逆ですね。ボトムアップの組織なので、主体性を求められますし、いろいろ提案もできます。ただその分、責任感だったりとか、結果を求められたりとか、別の大変さはありますね。


―組織が大きくなればなるほど、トップダウン色が強くなる傾向にあると思いますが、リクルートではどうでしょうか?

 

佐橘 リクルートライフスタイルには、もともと自分でスタートアップをやっていたり、将来独立したいという人も多く、やりたいことを主張することができる。そういった人員で成立しているボトムアップな組織と言えます。

なので、新人なのに楽しい仕事をどんどん任せられる。「下積みを一年やる」みたいな大企業らしさが全然ないのです。

例えば、「今度の大きな業務提携、君が窓口になって仕様考えてみてよ!」と任せられることがあったり……。

責任はありますが、本人が主体を持って面白いと思えるものをつくれる環境だと思います。そういった職場なので、マネージャーに近い人間になったとしても、プレイヤーとして自分の仕事もする人も多いです。ベンチャーの何でも屋みたいな感じですね。

 

下積みよりもいろんな経験

 

―組織マネジメントや事業戦略など、エンジニアでありながら幅広い経験をされ、世間一般的な新卒エンジニアとは異なるキャリアパスを歩まれている佐橘氏ですが、やはりリクルートの起業家精神を大切にする方針が、エンジニアにも適用されていることも、キャリア形成に関わっていますか?

 

佐橘 そうですね。ここでは幅広い業務の経験値を積めます。

ただ、最近はエンジニアスペシャリストというキャリアパスも、マネジメント寄りでチームを率いるエンジニアとは別で用意されています。データサイエンス系のスペシャリストの方だったり、アーキテクトとして社内共通ライブラリやフレームワーク開発をしてる方などがそうですね。

とはいえ、いろんな経験を積んでる人の方が多い。先ほども述べましたが、リクルートライフスタイルでは1年目だとしても下積みを極力させないんですよ。

私も入った当初は、Airレジではなく別のチームに所属してコードを書いていたのですが、ある程度実績を出した途端、上長から「じゃあ、もういけるね」と認められ、Airレジに移籍しました。

その時のAirレジでは、社員エンジニアは私一人で、あとは全員パートナー企業のエンジニアでした。「Airレジは今後、リクルートの主要プロダクトになるものだから、お前が中身を理解して、グリップして来い!」みたいな(笑)

そのタイミングはAirレジが丁度ローンチしたばかりでしたね。それからは、戦略的に色々なところとパートナーシップを組んでいくだとか、 プレスイベントの準備だとか、 「自分の仕事はこれです」ということは全くなく、本当に幅広いことをやりました。

おっしゃる通り、世間一般の新卒エンジニアでは、ここまでやれるとは考えられない。

 

新卒1年目を振り返る佐橘氏

 

―佐橘氏の場合は、そういった責任重大な仕事に取り組む際のモチベーションの源泉は何でしょうか?

 

佐橘 私の場合はモチベーションというより、自分のプライドを守るためにひたすらあがいていたようなものです。

実際、内面バックバクでしたよ(笑) 当時はまだ社会人一年目でしたので、自分より上の人間はたくさんいました。

そういった環境を乗り越えられるメンタルの強さの有無を、採用のときにみられたのかもしれません(笑) 

もちろんメンタルといっても、単純にストレス耐性だとか、しんどいことに耐えられるとかそういうわけではなくて、動機の強さという軸で見られていると思います。

自分のプライドを守る。私の場合はそこに動機がありました。

例えば、出世したい人は出世したいってことを動機にやり切ってくれても全然問題ないとリクルートは考えているわけです。稼ぎたいって人も。それこそ世の中に価値を届けることをモチベーションに頑張るのもありです。

 

―ちなみに、キャリア形成を支援する文化はありますか?

 

佐橘 キャリアについては、新人の1,2年目はある程度上長から提示をしてもらえますが、やっぱり自分の人生なので、いずれは自分から「こうしていきたいです」を打ち立ててそれを仕事にしていくタイミングが来たりする。

リクルートライフスタイルでは、Will・Can・Mustという言葉をよく使います。

これは「あなたは三年後、五年後、または将来、何を実現したいと思っていますか?」という問いに答え、そのために必要になる能力と、今できることを整理するものです。

Willでは、伸ばしたいスキルやこういう仕事が欲しいと述べる。

Canでは、今できることを述べ、Mustで会社が本人に求める最低限の仕事を述べる。

Will・Can・Mustで、自分のやってみたいこと、やりたいことが整理できます。何か進言をする際にも、Mustを達成していることを材料にして発信することができるんですよ。

 

リクルートを選んだ理由

―佐橘氏は学生時代に一度起業されていますが、そこからリクルートを選んだ理由とは何でしょうか?

 

佐橘 学生時代では、やりたかった事業があって、それを実際にやっていました。しかし、事業は思ったほど上手く回らないもので試行錯誤してばかりでした。

そこで、世の中の流れやどのように戦略を立てるか、何を積み立てて動いていくのか、 どういうトラブルが起こるのか、といったことをやはり一度しっかりと経験しないといけないと思ったのです。

コンサルティングファームなどの大企業で、経験値やナレッジをがっつり貯めながら働くのか、ベンチャーで働くのか。当時はとても悩みました。

 

その結果、大企業っぽいのに、スタートアップ気質でITをやろうとしてる会社はどこだろう? と探した時に、リクルートが丁度良さそうだと思い新卒入社しました。

リクルートでは、適度に人がローテ―ションしていくので新陳代謝が激しい。だから、若手でも経験が積みやすい。リクルートはそういう会社です。

 

自分は今4年目で、リクルートだとふつう早く独立しなよと言われてもおかしくない時期ですが、まだまだリクルートから学べることは多いと思っています。

 

おわりに

「やりたいことはゼロからイチ」リクルートライフスタイルエンジニア採用サイト佐橘一旗ページ

 

総務省の調査結果をまとめた①都道府県別統計とランキングで見る県民性と②中小企業庁によれば、下記のことがわかる。

①日本全国の飲食店の数は2014年当時で約62万軒

②2004年から2006年の開業率は年間平均で飲食店全体の7.9%(約5万軒)

0円でカンタンに使えるPOSレジアプリであるAirレジが今の社会に必要なものであることは明白だ。開店コストのうちPOSレジにかかる費用を抑えたり、便利な各種機能で店舗経営をサポートする。

今回、取材させていただいたAirレジに携わっている佐橘氏の詳しい紹介とインタビューはリクルートライフスタイルエンジニア採用サイトに掲載されている。興味のある方は、是非チェックしてみてはいかがだろうか。

 

 

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株式会社リクルートライフスタイル

HP:https://www.recruit-lifestyle.co.jp/

 

NaoyaHayashi by
芝浦工業大学卒。在学中はプロダクトデザイン専攻。 大学3年時に外国人向けのサービスに魅力を感じ、TOEIC300点から半年でスコア800点達成。 その後インバウンドサービスのスタートアップ企業にインターンとして在籍。プログラミングに興味を持ちhtml,css,jsを勉強後webデザイナとして当企画に参画。現在は密かにマーケターとして勉強中。。。 より多くの人にその魅力を発信するために、取材活動に取り組んでいる。 facebook